3種ケレンからの有機ジンク
こんにちは。
今回は少々マニアックな内容となりますので、興味の無いかたは画面右上の×印を押してください。
表紙写真ですが、以前施工した3種ケレンからのジンク塗布の現場のものです。
施工前の元々の写真は載せませんが、2種ケレンでも素地調整不足のような状況でしたが、設計が3種ケレンとなっており、仕方なくひたすらガリガリとグラインダーで削りまくった現場でした。
予め想像はできましたが、浮き錆の溝までは1種ケレン(ブラスト処理)でないと、容易に除錆できない訳で、半年もしないうちに写真のようなサビが出てしまいました。
※厳密にいえば、これでもかくらい時間と費用を無視してケレンし続ければ、ほとんど除去はできますが、この際サンドブラストした方が安いくらい非効率です。
また、ジンクリッチペイントは素地に塗布することで、亜鉛の犠牲防食作用により本来強力な防錆効果を発揮するものでして、サビの上に塗ると非常に性能の悪い錆止めとなってしまいます。
安い設計にしようとするあまり、こういった理由で早期発錆となります。
今更もがいてもあとの祭で、今回は詰めが甘かったと反省し沈黙のまま保証施工を行いました。
世の中の建設系エンジニアの皆さん!3種ケレン+有機ジンクリッチペイントは絶対におすすめしませんので、やめましょう。
かなり書きたいままに書いてしまいましたが、この内容大丈夫かな?
それでは。

